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それをなんと呼ぶべきか。
 それをなんと呼ぶべきか。


その瞬間ぼくは客席にいる。
舞台の幕開けをいまかいまかと待つ僕だが、焦るるなかれ。いったいどんな姿なのか。想像して待つのもまたひとつの楽しみである。
澄んでいるのか、濁っているのか。太いのか、細いのか。豪勢か、シンプルか。
始めての対面までの時間を、そんな風に思いを巡らしながら、僕は過ごす。
しかしそんな楽しみ方など長くは続かないもので、期待は焦りへ、楽しみは苦しみへ。
ほんの数分、もしくは十数分がとてつもなく長く感じられ、しびれをきらしそうになるその時。
威勢のいいかけ声と共にどんとそれは置かれる。
出会いの瞬間だ。

大抵、出会い方はこんなふうだ。
しかしそれは星の数ほど種類があるので、その出会いがとても素敵で有意義なものになって、「長いお付き合いをよろしくお願いします。」と語りかけるか、はたまたこの出会いが出会いだけで終わり「二度と顔をあわせる事はあるまい」と心に誓うのか、「たまになら会いにこようかな」と憎からず思うのかは、それが持つ特徴や僕との相性、その時の気分などによって変わってくる。

骨太で力強いもの。物静かで多くは語らないが優しいもの。まとまっていてバランスがいいもの。パンチがありすぎて受け止められないもの。とりたてて興味をひくところがないもの。あきらかにバランスがおかしく破綻しているもの。
その姿はほんとうに様々だ。
僕が求めるものもその時々によって違う。
元気が無い時には力強いものを求めたり、疲れている時には優しいものを求めたり、冒険したい時には特殊なものを求めたりする。
とはいえ出会いの瞬間はたいがい期待で高揚しているので、僕はそれがいったいどんな特徴をもっているのか、見つめる事に精一杯で、自分が求めるものを意識する余裕はないし、求めるものもそれが持つ特徴によって違ってくるので、まずは、目の前のものを味わうことに全力を注ぐだけだ。

さて、そんなふうにして出会った僕とそれだが、まだまだ始まったばかり。
素敵な出会いをした僕らはだんたん距離を縮めていく。
一緒にいる時間も増えてだんだん知っていく。

幾度かの逢瀬を重ね、相手の特徴などを覚えた頃、肌寒い秋の夜長を散歩している時や、暖かい春の陽気にうとうとしている時、冬の寒い午後家路へ向かう途中など、ふとした時に思い出され、無性に会いたくなるのです。


ラーメン


考えてみると僕にとってラーメンは友達に似ています。
疲れている時や元気が出ないときは背中を押してほしかったり、落ち込んでいるときや悲しいときはあたたかい言葉がほしかったり、悩んでいるときや迷っているときは話をきいてほしかったり、元気一杯にはしゃぎたい時は一緒にはしゃいでほしかったりします
そんなときは友達が力になってくれました。
ラーメンも同じです。
濃厚なスープはひとくち口にした瞬間からその力強さで体全体を満たし、豪快に啜った太い麺はそのまま血肉になっていくかのような存在感で疲れた僕を体の内から鼓舞します。
あっさりとしていながらも出汁の効いたスープはじんわりお腹から全身に染み渡り、つるつるの細麺は空っぽのお腹をゆっくりと満たして落ち込む僕に温もりをくれます。
そしてスープと麺と具材の美しい調和は悩み迷う僕にひとつの道を示してくれます。
 
また個性的な一杯一杯は、身近なあの人この人を思い起こさせます。
麺は太麺、スープはとろみがあり濃厚で熱々、肉厚な炙りチャーシュー、そこにしつこくならないようにキャベツとメカブをトッピングして隠し味にゆず。そんな一杯はちょっと沸点は低いけど情に厚くて面倒見のいい、あんまりそうは見られないんだろうけど実は繊細、そして粋なあの人のようです。
麺は滑らかな中太麺、スープはあっさりしていながらもカツオ節や煮干、サバ節などの香り高い出汁と複雑な風味、トッピングはシンプルにねぎだけ。そんな一杯はさっぱりしていて一見マイペースなように見えるけど、芯が強くはっきりしていて世の中の酸いも甘いも知っているような渋さのあるあの人のようです。(この方は先日お誕生日を迎えられました、おめでとうございます!!!)
 
 
 
「君にとってラーメンってのはどんな存在なのかな?」
ある日、ある方にそう問われたのです。
僕にとってのラーメンはどんな存在か???
それまでそんなこと微塵も考えたことのなかった僕はすぐには答えることができませんでした。
「なんでもいいんだよ、君が思ったことを君の言葉で言ってくれれば。俺はそれをききたいんだ。」
僕はしばらく考えました。
僕にとってラーメンとは一体どんな存在なんだろう?
一口にラーメンって言ってもなぁ、たくさん種類あるし、タイプもいろいろ。もちろん好みの味の系統はあるけど、魚介だったら全部好きってわけでもないし、背脂ギタギタだけど好きなのもあるしなぁ。気分で食べたいラーメンも変わるし。しかしラーメンってほんとたくさん種類があるよなぁ、付き合い方もいろいろだしなぁ。しょっちゅう食べるのもあるしたまーにすごく食べたくなるのもあるし。あー、あのラーメンってなんとなくあの人っぽいな。あれはあいつっぽい。
 
 
そして僕は答えました。
「ぼくにとってのラーメンは、、、、友達みたいなものですかね。」
 
その瞬間から僕はラーメンがなんだかとても愛おしく感じられたのです。
その質問は僕にとってラーメンがそこまで身近な存在だったのだということに気づかせてくれたのです。
僕にとってラーメンはもう「それ」ではなく「彼」だったのです。
 
 
 
「君にとってラーメンってのはどんな存在なのかな?」
この質問があの日あの人の口から発せられなかったら、僕は僕にとってのラーメンの本当の価値に気づくことはできなかったでしょう。
 
そう、ラーメンは「彼」だったのです。
 
 

| suwakeisuke | 08:02 |
プリプロ
091221_1754~01.jpg
新しい音源を作るためにプリプロをしようと思ってます。
今日は試しにたかちゃんだけ録ってみました!
どうなるかな?

| suwakeisuke | 18:08 |
twitter
11/18,24,12/5とライブに来てくれた方々どうもありがとう!
どうでしたか?
ブログはなかなか書けないので、twitterはじめました。
http://twitter.com/suwakeisuke
よろしくです。
| suwakeisuke | 12:17 |
no title
もうHPを見て知ってる人もいるかとは思いますが、阿部くんがsjueを辞めることになりました。

阿部くんが辞意を表明してから僕もいろいろわがままを言いましたけど、最終的に脱退でっていう話をした時に、阿部くんがすごく健やかだったので僕もほとんど悲しい思いをすることもなく、元気にいまsjueに向かえてます。
昨日阿部くんのブログを読んだときにはじんわり込み上げるものがありましたけど、それくらいです。一緒にバンドをやることと、やらないことはぜんぜん違うんだけど、なんでか今はほとんど違いがないように感じてます。
もしかしたら僕ら自身よりも僕らを好きでいてくれる人達の方がさみしく思ってるんじゃないかなとさえ思います。

阿部くんからもらったもの、一緒に作ったものは確実に僕のどこかを作ってるので、そのことに感謝をしつつ、僕はこれからもバンドやっていきます。
なので、これからも応援してくれるとありがたいです。

えー、これからたくさん曲を作って新しい音源も出していきますが、阿部くんのためにも、バックナンバーも一緒に買って頂けたらこれ幸いでございます笑

それじゃあ次のライブは11月18日、下北沢culb Queですので、じゃんじゃん見に来てください。
それじゃあ、今日も元気にスタジオだー。雨止んで〜

| suwakeisuke | 10:34 |
せかいち5おわり!
 8/30(日)「世界でいちばんきれいな夜5」へお越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました!シリーズ一番の盛り上がりになったんじゃないでしょうか、どうでした?

ご出演いただいたAKUH、tricoのみなさん、Zher the ZOOのみなさんもありがとうございました。
さて今週末の「隠国」の後、僕らはしばらく制作期間に入る予定です。
個人的に新しくやりたいこともあり、楽しみであります(初めての試みなのですんなりいけるかはわかりませんが・・)。
「世界でいちばんきれいな夜6」もそう遠くないうちに開催したいと思ってますので、みなさん楽しみにしていてください。
野望は水面下でぶくぶくとふくらんでおります。それでは、また逢う日まで!


| suwakeisuke | 16:12 |
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News
20070617_33662.JPG
sjue『Luck by The Peace Sign』
Nomadic Records/NMCD-0026
定価1,995yen(TAX.in)
2008年2月6日発売

★ACIDMAN等を輩出したNomadic Recordsよりsjueの1stアルバム『Luck by The Peace Sign』が全国発売となりました!

★Buy CD!!→

★Music Video M-2 "Lamove"


★Document M-10 "cantor" Recording


★Total Information
sjue official website
Nomadic Records

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